プロフィール
秋田 佳子(あきた けいこ)さん形態:正社員
入社:2019年7月
役職:不動産営業
通勤:車 15分
会社概要
代表:福田 和則
資本:10,000万円
売上:非公開
設立:2007年11月
従業員数:55人(パート・アルバイト含む)※2020年2月現在
事業:まちづくり
場所:神奈川県鎌倉市由比ヶ浜1-10-9
最寄駅:東海道線駅鎌倉駅(徒歩7分)
そろそろ、満員電車通勤を見直しませんか? ジョブパーク湘南は、湘南を中心とした地域への転職やフリーランスのお仕事探しを応援します。今回は湘南、鎌倉市にある不動産×IT企業、エンジョイワークス社を訪問、不動産営業部の秋田さんにお話を伺ってきました。
目次
暮らしに対する考え方を変えてくれた街。そんな鎌倉に移住してくる人を増やしたい
編集部:まずは前職についてお聞かせください。
秋田さん:前職は芸能プロダクション内の音楽事業部に所属しており、アーティストやアイドルなどのマネージメント、楽曲制作、イベントの企画や台本を書いたりといったお仕事をしていました。
編集部:今回、エンジョイワークスに転職されたきっかけや背景を教えてください。
秋田さん:一番のきっかけは、「鎌倉で過ごす時間を多く取りたい」という想いがあったからです。最初はパートナーと一緒に住もうというタイミングで鎌倉に引っ越して来て、しばらくは東京まで通勤していました。しかし、時間が不規則な仕事だったので、鎌倉まで帰って来られないという生活が続いていたんです。せっかく住む環境を変えたのに、そこで地に足をつけて暮らせていないことが悩ましくて。ちょうど関わっていた仕事が一区切りするタイミングで、「働く環境を変えてみよう」と転職を決意しました。
編集部:どのようなきっかけでエンジョイワークスを知ったのでしょうか?
秋田さん:偶然の出会いですね。転職するにあたって鎌倉の会社をいろいろ調べていて。
編集部:エンジョイワークスのどのようなところに惹かれて応募に至ったのですか?
秋田さん:まちづくりをやっているというのが一番大きかったですね。自分が鎌倉で暮らすようになってから、暮らしに対する考え方が大きく変わりました。そんな自分の考え方を変えてくれた鎌倉のまちに貢献できれば嬉しいなと。そして、自分みたいに移住してくる人を増やしたいという想いもありました。都内で働いていると通勤だけで疲弊してしまっている方も多いじゃないですか。そういった方々が、もっと通勤時間を有意義に使えたり、良い環境で働けたり休日を楽しむことができるようになればいいなという気持ちで、このまちのこれからに自分も一緒に関わっていけたら面白いんじゃないかなと思ったことがきっかけです。
編集部:「暮らしに対する考え方が変わった」というのは具体的にどういったところで実感できますか?
秋田さん:東京に住んでいると海や山に行くのに電車で1時間かかりますが、鎌倉に住んでいると自然がすぐ近くにあるというのが個人的には1番大きいかなと思います。もちろん町並みもすごく好きなんですけど、そういったリラックスできる環境が暮らしのすぐ側にあるというのが1番大きいですね。
移住の実体験から、メリットやデメリットを語れることがやりがい
編集部:前職とはキャリアチェンジされて今は営業職ということですが、入社の時点で営業に配属することは決まっていたのですか?
秋田さん:実は、私自身が将来お店をやってみたいというのがあったので、面接の時点ではカフェやホステルの運営を行う事業部のサポート業務を志望していたんです。ただ、そのためには不動産の知識がどうしても必要だよねというお話しがあって、そういった必要な知識を得るためにも、まずは営業からチャレンジしてみようということになりました。
編集部:実際にキャリアチェンジされて、今の仕事に対するやりがいを教えてください。
秋田さん:「東京から移住したい」と考えている方は結構いらっしゃいます。そういった方々に対して、私自身が移住して良かったこと、逆に不便だなと感じたことをお伝えできます。そのため、きちんと納得いただいた上で移住を決意していただけることにやりがいを感じています。また、実際に引っ越して来ていただいた方には、お家を紹介して終わりではなく、その後もご飯に行ったりして友達のような関係を築けるように心がけています。不動産屋の人とそういう関係になることはあまりないかと思いますが、知らない土地に引っ越してきた時に、そういった頼れる人がいたら心強いのかなと思います。
編集部:仕事の流れとしては、エンジョイワークスのサイトから問い合わせがあったお客様に対して、鎌倉を案内するという形ですか?
秋田さん:鎌倉はもちろん逗子や葉山も多いです。鎌倉が中心ですが、お子さんのいるご家族だと環境の良い葉山を希望される方もすごく多いですね。
編集部:秋田さん自身は現在、鎌倉に住まれているのですか?
秋田さん:今は鎌倉ですが、今週末に葉山に引っ越す予定です。仕事や休日に葉山に行く機会も増えて、鎌倉もいいですが葉山の落ち着いた環境も気に入りました。
今では東京で働いていたのが信じられないくらい。鎌倉はゆったりと流れる時間がいいですよ。
編集部:これからエンジョイワークスで働きたいという場合、どういう方がフィットしそうですか?
秋田さん:どんなことでも楽しんでチャレンジできる方が合うと思います。良い部分ばかりでなく地道なこともありますから。もちろんこのエリアの雰囲気が好きなことは大事ですね。
編集部:東京で働かれている方が移住する場合、懸念点やはり通勤だと思います。そのハードルを下げるために取り組まれていることはありますか?
秋田さん:ひとつは、実際に住んでいる人の話を聞いていただくことです。例えば子育てをしながら東京に通勤している方や、まだ前の方が住んでいるお家を内見させてもらうなどのイベントを開催したりしています。あとは、自宅の購入を考えている方でも、いきなり購入して住むのではなく、まずは賃貸で試しに住んでみることで、これからの暮らしをイメージしてもらえるようにしています。
編集部:東京で働いていたときと比べて鎌倉で働くことのデメリットは何かありますか?
秋田さん:デメリットに感じることはほとんどありません。東京で働いていたのが今では信じられないくらいで。東京は人も多いですし、街が変わるスピードもすごく早くてついていけないというのもあります。鎌倉ももちろん少しずつ変化しているのですが、スピードが全然違いますよね。時間の流れもゆったりとしていますし、東京にいると何時になっても明るいじゃないですか。鎌倉だと20時過ぎるとすごく暗くなって、なので寝る時間も自然と早くなりました(笑)。
暮らしを考え直すきっかけとして、住民の話を聞いたりお試し移住というのもおすすめ
編集部:東京から移住したいという方のサポートをされているということで、これから鎌倉エリアに住んだり働いたりしたいなと思いながらも、なかなか決心がつかないという方に対して何かメッセージはありますか?
秋田さん:今、時代が変わってきているような気がしていて、みんなが「暮らし」をすごく大事にし始めているなと。なので、ぼんやりでもいいので「どういう暮らしをしたいのか」ということを考えてみることをおすすめします。そうすると住む環境に対して、もう少し考えも変わってくるのかなと思います。
編集部:暮らしを考え直すきっかけとして、先ほどおっしゃられたように実際に住んでいる方のお話を聞くというのもいいですね。
秋田さん:そうですね。その方たちが実際どんな暮らしをしているのかを知ることで、自分がどういう暮らしをしたいのかというのもイメージしやすくなると思います。また、いきなり移住してくるのではなく、1週間ぐらいお試しで滞在してみて東京まで通勤できるかなども試してみてから考えてみてもいいのではないでしょうか。今はAirbnbもあって、ホテルではなく実際に暮らしている感じで滞在できるので、そういったサービスを活用するのもいいと思います。
編集部:エンジョイワークスでお試し移住のサポートをしたりもしていますか?
秋田さん:弊社だと、鎌倉や葉山で宿泊施設を運営していたり、開業サポートをしている宿泊施設のご紹介も可能です。また、新しく葉山で古民家物件に宿泊できるスペースもできるので、いろいろご案内することができます。お試し移住も増えてきていて、HPからお問い合わせいただくほか、弊社で移住を決めたお客様がご友人を紹介していただくこともあります。なので、移住を考えている方はお気軽にご相談いただければと思います。